御由緒 倭姫命が皇大神を奉じて相鹿瀬より宮川に沿って遡ったところ、砂も流れる早瀬があって、 渡河難渋であった時、眞奈胡の神の案内で渡ることがでぎたので、その縁によって当社を創祀した。とするのである。 『式内社調査報告』より引用 御祭神 《主》眞奈胡神 当社の祭神は眞奈胡神である。この眞奈胡は小石を意味し、当社が瀧原宮に近いことより、この神が瀧原神の御子神、つまり眞之子の義とする解釈が中川経雅『大神宮儀式解』に見え、以来議論があるが、後考を俟ちたい。