大村の神
大村の神は、第十一代垂仁天皇の皇子で、今から凡そ二〇〇〇年程前にこの阿保の里にみえられました。伊勢の神宮を奉鎮せられた倭姫命の弟君にあたられ、
日本武尊の叔父君にあたられます。県下には倭姫命・日本武尊のゆかりの地や伝承が多く残っています。町内には、大村の神(息速別命)いこはやわけのみことの陵墓が阿保の西方にありヽ
俗に「親王さん」と呼ばれています。羽根には倭姫命の巡行の伝承があります。
又、当社の鎮座する地は、大村の神(息速別命)の宮室が築かれていたと言われています。
大村の神は、この地域一帯を開発・開拓された土地り守り神様として、また土地の鎮め・地震除災の守り神様として、
古今御神威を発揮され、遠き近きから多くの信仰を集めてきました。
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