御由緒
創始の誇り東京のお伊勢さま 江戸時代、人々の神への信仰は篤く、皇祖天照大御神を祀る伊勢の神宮への参拝は、人々の生涯をかけての願でした。
そして時は巡り、明治の新国家が誕生、旧弊を払い新国家建設の大道を宣布する一環として、明治13年、明治天皇のご聖断を仰ぎ、皇大神をご祭神に伊勢神宮の遥拝所として建てられたのが東京皇大神宮遥拝殿、いまの東京大神宮です。
現在の帝国ホテルの北側に敷地があり、各地から日比谷大神宮と称され、参道の美しい桜並木は、大神宮の桜として人々から親しまれました。
関東大震災後の昭和3年には現在の地へ奉遷、飯田橋大神宮とよばれました。東京大神宮と改称されましたのは第二次大戦後のことです。
御祭神
《主》天照皇大神、豊受大神、《配》天之御中主神、高御産巣日神、倭比売命
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