御由緒
創建年月不詳と雖も、紀の垂仁天皇の巻に曰く、天照大御神記倭姫命求鎮座大神之処、勿詣菟田篠幡更還之入近江國東廻の美濃國と云倭姫命也。紀曰垂仁天皇十年秋八月一日天照大神還幸を美濃國伊久良川宮四年奉斎と云ひ、之則本村のことにて、今に境内に御船代石とも、御腰懸石とも称する石あり。里伝に本社守川正太夫と云ものの祖先寄付ありと云ふ。考ふるに正しく御遷幸の地なるが故に御旧跡の永く存在せしか。為に太神を奉祀せしものならん。明治六年一月十九日小区郷社に列す。
文化財等、天神神社本殿(瑞穂市文化財)伊久良河宮跡(瑞穂市文化財)タブノキ(瑞穂市天然記念物)
御祭神
《主》 高皇産霊神(たかみむすひのかみ)神産霊神(かみむすひのかみ) 《合》天照大御神、倭姫命
|