由緒 | 延喜式内社の名神大社。御祭神は、大山積神。和多志大神・三島大明神とも称されます。古来、海上守護神として渇仰され、また、農神・武神として崇められてきました。今尚、五社参り(本社・安芸の厳島神社・讃岐の金刀比羅神社・筑前太宰府の天満宮・豊前の宇佐神宮)と称して崇敬されています。当落杣神社は、古来、阪合部連が祖先累代崇敬したという由緒深い神社で、延喜式内社であります。『大和名所図絵』に、「黒馬村にあり、いま御霊と称する。近隣十三か村の氏神とする。」とあります。御霊神社宮分け以前は、阪合部郷の氏神として崇められ、宮分け後、黒駒の森に二社並び祀られてきました。現在、黒駒の小羽根会館(黒駒バス停留所)の前より拝殿に達する石段の小道があり、その小道を少し登った所に盤座があります。(古墳)この盤座が元の落杣神社で、今も、小社があります。いつの頃からか、御霊信仰に押されて、御霊神社が表にたち、落杣神社が陰に隠れてしまっているのを勿体ないと考え、御霊神社の本殿に合祀し、本殿二社としてお祭りしています。◎御霊神社は、旧指定村社。◎落杣神社は、旧村社。◎氏子14大字。約600世帯。◎氏子総代各大字より、1名選出される。定員14名◎責任役員定員6名。内1名は宮司。宮司は、代表役員となる。責任役員の5名は、氏子総代中より選出される。責任役員は、氏子総代会長・会計・書記・監事2名を互選により選出する。任期は、3年。留任を妨げない。◎祭典日例祭10月23日正午斎行。神輿のお渡りがあります。月元旦祭1月1日10時斎行。氏子総代が大晦日より拝殿に詰める。火月次祭毎月第1日曜日午前8時。氏子総代参列。祭典後、神社管理の奉仕作業・会議を行なう。◎境内の清掃奉仕・神輿奉仕は、各大字輪番で行っています。 |
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