由緒 | 延喜式内社、氏子崇敬者1100有余戸 創建年代 天治2年3月再建とある古記録から察するとその以前より創建されたる神社であることが容易に想像ができます。天治年代は今から約千年にも近き藤原朝年代の創建社であることが推定できます。現在造営修理の棟木札には弘安9年、延亨3年等の棟木札が遺されてありますが誠に貴重な古き社歴を物語るもので弘安年代は鎌倉時代で今から800余年の昔でまた延亨年代は室町時代で何れも造営修理されたる当時の棟木札であることが確然とされております。祭神 素戔尾命と妃櫛名田姫の二神を合祀す。祭日・祇園祭 古来は旧暦6月7日より7日間盛大に五殻豊穰悪疫退散の祈願行事を執行したるも今は時代の流れにより7月第3金土日曜日の3日間厳粛に行われて県下有名な夏祭祇園祭として広く知られている。左右の脇殿 右殿は八幡神社(祭神品陀別命)祭祀す 左殿には春日神社(祭神武甕槌神軽津主之命、天児屋根命、比売大神の四神を合祀せらる)創建の年代と由緒 この両社は時の領主平野権平平康が自ら武将の守護神として石清水八幡宮より分御霊を右殿に祭祀しまた左殿には春日大社より御魂を拝して左殿に祭祀せられ代々平野家の武運長久を祈り崇啓されたり。創建年代は徳川初期で今から約300有余年と想像できる。棟木札には明暦3年文化2年文政元年等の修理造営の棟木札が保存されている。 |
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